今まで企業では人材育成として知識の教育を主に行ってきた。
しかし、顧客や市場などの経営環境がめまぐるしく変化する
中では知識だけではなく知恵が必要となった。
人づくりとは単に技術やテクニック、ノウハウなどの知識を
付けることではなく、
その知識を実際の現場においてどのように適用していくのか?
環境の変化にどのように合わせていくのか?といった知恵を
働かせることのできる人財をつくっていくことである。
そして、指示された事をその通りに実施するのではなく組織
や仕事自身の目的に対して何をすべきかを自ら考え、
自ら行動する人を育てていくことこそが、今必要とされてい
ることなのである。
しかし、こういった人財は知識教育で育てることは難しく、
実際の体験を通してはじめて育てられるものである。
日々、組織や仕事の目的を示した上で仕事を任せ、
仕事のやり方や進め方について考える余地を与える。
その中で提案、実施、振返りを繰り返すことによって個々の
知恵を引き出し、高めていくことができる。
なによりも数多く失敗し、それを克服する経験を通して知恵
を絞ることができるようになる。